近年の自動車整備工場では、少子化と共に、同業他社が格安のサービスを打ち立てたり、ガソリンスタンド等も積極的に市場に参入してきているため、車検サービスなど従来の仕事が減少し、悩んでいるといったところも少なくありません。
どの業界もそうですが、時代が移り変わるにつれ、それに対応する能力がなければ、淘汰されてしまいます。
ということで、先日は長崎の自動車整備工場組合の方に呼ばれて、営業研修を行ってきました。
接客・営業に対する苦手意識を払拭する取り組み
「接客が苦手」、「営業が嫌い」そういった方がほとんどの職場では、高等な販売テクニックを導入しようとしても、絵に描いた餅で終わってしまいます。
でも、実はその分ちょっとしたことを実践するだけで他社と大きく差別化できます。
なぜなら、もともと業界全体がどの会社もそういう人が大半を占めているからです。
こういったケースでは実は少しの取り組みで業績アップが見込めたりします。
ただ、簡単なことでも、
早く実施できるか?
全員で取り組めるか?
日々コツコツと積み上げていけるか?・・・ここが肝心。
こういったことを徹底するだけで、他より頭一つ抜けた存在になり得ます。
サービス業は小さなことの継続で他者と大きく差別化することができる
今回は同じ笑顔でも、ちょっとしたことで好感度を上げられるやり方や簡単で効果的なトーク事例、難なく会話を続けるコツ、高くても選ばれる方法、初対面の人とでも緊張せずに話せる方法など、明日からでも社内全員で即実践できるノウハウなどをお伝えさせてもらいました。
「営業研修」というだけで、始まったときには緊張している人が大半でしたが、途中からは皆リラックスして、笑顔も見られるようになり、懸命にメモされる方が増え、充実した時間となりました。
終わってからも、わざわざ丁寧に感謝の長文メールを送ってくれる人が数名いたりして・・・
私としても大変嬉しい研修となりました。
ありがとうございました!
殻を破るというと、とんでもないことをしないと無理に思われがちですが、実は小さなことを積み上げていくだけでもそれは可能です。
問題は小さなことの継続です。
誰でもできることを誰にもできないくらいする・・・
これって、ほとんどの人ができないものです。
誰でも簡単にできることでも、取り組み次第でとんでもない差別化になります。
モノが溢れている現在、営業マンや接客業でなくてもサービスの質の向上は求められます。
是非、今回の自動車整備工場組合の皆様には現状をぶち破って躍進してもらいたいと思います。
期待しています。
一緒に頑張っていきましょう!
コメントをお書きください